店舗改装でよくある失敗を知っておこう

店舗改装でよくある失敗を知っておこう

店舗改装のよくある失敗例としては、多額の費用が払えなくなった・お客さんが減ってしまったなどといったことが挙げられます。
店舗改装をするとなると内装も素材の良いものを使いたくなったり、見た目も流行のものを取り入れたくなったりと理想を実現したくなるものですが、あれもこれも色々なことをやり過ぎると改装費用が想定を超えてしまうこともあります。
大掛かりな改装には数百万円かかることもありますし、積立がない場合は借金をすることになってしまうので、借金を返済するのが難しくなり改装費用を払いきれず廃業してしまうケースも少なくありません。
また、良かれと思って行った店舗改装がお客さん視点で見ると不満に繋がってしまい、お店の雰囲気が変わり過ぎてしまったなどの理由で固定客を失ってしまうといったケースも見受けられます。
改装はお客さんが増えるメリットもあれば、減ってしまうリスクも伴うものなので、一時的であってもお客さんが減ってしまうことは経営的にも厳しく、資金不足で廃業に繋がってしまうこともよくあります。

店舗改装をする前に知っておくと役立つコツとは

これから初めてお店をリニューアルするけど何かと心配が尽きない、あるいはこれまでなかなか思うようにお店を改装できなかった等、このような店舗改装についての不安や悩みを抱えるオーナーさんや責任者の方も、決して少なくありません。
そこで店舗改装をするにあたって、あらかじめ知っておくと役立つコツを幾つか紹介しましょう。
まず1つめは現店舗の問題や課題を、しっかり把握することです。
このステップを踏まないと改装の目的や方法が不明確になり、そのメリットが半減してしまいます。
それどころか集客力や売上が落ちるなど、深刻なリスクまで招きかねません。
2つめは店舗の売上向上を目指し、スタッフがスムーズに移動できる動線や、作業しやすいスペースを確保した、作業効率アップを重視した設計を図ることです。
スタッフの作業効率を高めることで、お客様にとって心地よい接客力や商品の配置などにつながり、結果的には売上の向上へとつながるでしょう。

著者:門脇忠義

筆者プロフィール

東京都渋谷区生まれ。
最近自分で経営するカフェを改装し大幅に売上がUP!店舗改装の重要性について記事をまとめています。